いくら釣りが好きでも釣りだけの為の遠征を組む人っていったいどれぐらいいるんでしょう。
かく言う私も釣りだけの為に遠征しちゃうタイプの人間なんですが、世のほとんどのパパたちはそんなことなくて、釣りは近くで楽しんで、旅行は家族や気の合う仲間と観光で!
みたいな感じなんじゃなかろうかと感じてます。
今回はそんな観光旅行の合間だけでも釣りを楽しめちゃいますよって話です!
想定しているのは1旅行内の3時間程度の時間を釣りにあてちゃおう!ってイメージです。
1,おすすめの目的地
沖縄でしょ?ってタイトル見ても思いますよね?笑
はい、沖縄です!が、沖縄といっても何個か島がありますよ?
ちなみに私の戦績は 沖縄本島:9回 石垣島:4回(竹富島、西表島含む) 宮古島:2回 です。
もちろんこの中で全部釣りができたわけでもないです(修学旅行まで含んでます)笑
しかも私、釣りは好きですが決して上手いわけではないんです。
どうですか?信憑性あるんじゃないでしょうか?笑
その他の島々にも良いところいっぱいあると思いますが知らないためお伝え出来ません、、すみません。
ちなみに個人的におすすめしたいのは石垣島です!本島はアクセス面でもアクティビティ面でも家族旅行の計画を立てやすいですが、いざちょい釣りになるとなかなか難しい部分があります。
その点、石垣島は規模も小さく、ポイントが絞りやすいこと、最強の島西表島のオプションがほぼつけれることからもかなりおすすめ度合いは高いです!!
2,シーズンなどなど
沖縄なんていつでもどこでもボコボコ釣れるんでしょ?
答えはNO!!!
沖縄を舐めないでください。釣れないときは普通に釣れません。
おすすめできる時期は4月から10月です。(台風に当たるとあきらめるしかないです、、)
期待できないのは12月から3月です。
これは実体験からですが、坊主になることは少ないですが、わけのわからないちっさい魚しか釣れたことがありませんし、魚も目に見えて少なくなります。沖縄の楽しさを味わうなら、ぜひ是非良い時期に行ってみてほしいです!
3,釣りするために
まず、
①沖縄を旅行の目的に設定する!
これができないことにははじまりません!その1点において沖縄本島は最強の観光地なのでそこまで難易度は高くないと思います。
しかしながら、石垣島となると家庭によっては本島でいいんじゃない?的な感じになると思います。そんな時は!
石垣旅行の計画は体験型アクティビティを旅行のメインに持ってくるとよいと思います。
サップに、シュノーケル、カヤックに、トレッキング。ジュニアの年齢が小学生ぐらいになると非常に楽しめるものが多いのでこの辺を押すとよい気がします。(実際にとても楽しいアクティビティは多いので損はしませんよ!)
次に
②宿泊施設を釣りしやすい場所に設定する!
これも非常に大事です。私が宿泊先を探す際はホテルの近くに川、もしくは中規模以下の漁港があることを条件に探します。なんせ、釣り出来る時間は早朝もしくは皆が寝た後の短時間です。ポイントが遠いと到達することさえ困難になります。
4,ターゲット
これは人それぞれなんで難易度なんかを考えながら自由に決めていただければと思いますが、今回の紹介はあくまでちょい釣りなんでお手軽ターゲットをメインにご紹介したいと思います。
①メッキ(大きくなるとGT、ガーラ)
これはキングオブターゲットです。写真のような小型のものから、何十キロっていう考えられないサイズまで手の届く範囲に確実にいます。いますが、ちょい釣りでメインに考えるサイズは大きくても50センチ前後まででしょう。(引きも強い、そして速い)
②バラクーダ(オニカマス)
悪い顔したかっこいいやつです。これも大きいものはすごいサイズがいますが、現実的なのは50センチ前後まででしょうか。顔のわりに引きはそこまで強いわけではありません(笑)
③イセゴイ(ターポン)
お仲間は海外で2mにもなる巨人です。こちら沖縄では60センチ前後までなるようですね。こちら非常に厄介で速く強いくせに小さい餌を好むため、ルアーも小型化し、針が細いため伸ばされやすい。また口がかちかちなので針はずれが多いくせによくジャンプするという魚です。とてもかっこいいですよ!
④カンパチ(ショゴ)
こちらも巨大になる青物ですが、基本的にはその幼魚が相手してくれます。
こちら本州でもおなじみですよね!
⑤その他
凄い突進力のマングローブジャック(ゴマフエダイ)や、癒しのミーバイ(ハタの総称)、沖縄の渓流魚ミキュー(オオクチユゴイ)などそのほかにもお勧めしたい魚たちがたくさんいます。が、画像を紛失しており、ご紹介できないのでその他とさせていただきます。そのほかにもたくさんのカラフルな魚たちが出迎えてくれるでしょう!
5,おすすめタックル
タックルですが、個人的にはちょい釣りといえども釣りをしている感覚を十分に楽しみたい!
そして、これを機にいろんな旅行先での釣りを楽しんでほしいとの思いから、中級以上のパックロットをお勧めしたいと思います。
①リール
シマノ、ダイワのリールをお勧めします。サイズは2500サイズと呼ばれるものが非常に使い勝手が良いでしょう!
耐久性も考えると、シマノなら、アルテグラ。ダイワならフリームス以上が非常に使い勝手が良いと感じます。
また旅先でも釣りしてやろうなんて考える人は釣りをやりこんでいる人の可能性も高いでしょうから、そうであれば日ごろご使用のリールで当然問題ありません。
②ロッド
続いてロッドです。こちらは自分が使ってきたものも含めて紹介したいと思います。
まず、絶対にパックロッドです!!ワンピースのものが感度がいい!
いつも使っているものでやりたい!
そんなことすべておいてパックロッド1択です。これは携行性が良いことがどれだけ良いかに尽きますが、だまされたと思って一度使ってみてください。その優位性は十分に理解いただけるはずです。今回あくまでメインは家族旅行なのです。家族での移動中そこにロッドという雑味は一切出さない。これは非常に大事です。私が過去にこの釣り用に携行したパックロッドは下記の通りです。感想はすべての竿で沖縄ライトゲームは楽しむことが可能ですが、マングローブジャックや大き目のメッキが来た場合、ボーダーレスは若干のパワー不足を感じます。走らせてもよい場所なら問題ないですが、止めたい場合、グランデージやエクスセンス程度のバットパワーがあると安心に感じました。また、仕舞寸法についても60センチを切ってきてほしいのが本音です。スーツケースや、バックパックにほりこむ際にこの数センチが非常に大事です。また、グランデージはパワーはありますが、少しスローテーパーな感触です。ルアーの操作性、感度を考えるならばやはり、エクスセンスMBは現状最強のパックロッドです。長すぎず、短すぎない88という長さもよいと思います。
1)ボーダレス180L-T(シマノ)
振り出し 3本 仕舞寸法:68.1センチ ルアーウエイト:0.8~21g 本体価格42,000円
2)グランデージ 83ML-5(アピア)
逆並継 5本 仕舞寸法:59.5㎝ ルアーウエイト:5~28g 本体価格29,900円
3)エクスセンスMB S88ML-5(シマノ)
並継 5本 仕舞寸法:56.4㎝ ルアーウエイト:5~32g 本体価格63,900円
③ライン
最も重視ししたいのはラインですね!こちらはPEの0.6号から0.8号をお勧めします。
私は低コストでパフォーマンスの高いピットブル8をよく使います。
ターポンだけ狙うなら正直0.6号ですが、そんなこと最初に決めれないのが、この釣りです。0.8号で万が一のラッキーフィッシュにも備えましょう!
④ルアー
基本私たちに時間はありません。
サーチ系とここぞと思う場所を打つルアーの2択でよいと思います。
サーチ系
1)トップウォーター
ここは沖縄です。気にせずトップを投げましょう!高活性の時はアピール十分に釣れるルアーになります。
サミー65
ポップエックス
2)ミノー
ビーフリーズ LB
ド定番ですが、これをしゃくってればたいていの魚は釣れます
3)次にここぞというときのルアーですが、
ワンダー
薄暗くなった時や、ミノーではハイアピールすぎると感じるときに試してみてください。
がちーんとくることありますよ!
その他
ワームなどなどです。
基本的にサカマタシャッドや、IP・VJなんかはいつでもどこでも効きますので忍ばせておくとよいでしょう!ちなみにターポンにはアジングワームやアミパターンの小型ルアーが効果あり!
6,ポイント
これを言ってしまうと釣りの醍醐味はなくなります。
自分で探しましょう!でも、基本的に時間のない私たちに与えられた数時間で結果を出せるのは、河口、堰堤、漁港、リーフエッジの4択です。サーフや小磯などなかなか短時間で成果を得られることは難しいので場所を絞って数か所めぐりましょう!
7,最後に
短時間であるため、なかなか結果を出すことは難しいです。しかし釣れた時は別格の喜びがあります。このわくわくはなかなか病みつきになります。ようこそちょい釣りの世界へ!!
ちなみに沖縄の魚は小さくても非常にパワフルです。
上記でお勧めし多様なルアーのフックとリングは必ずワンサイズ強いものに変えておきましょう!ぺなぺなに伸ばされて悔しい思いをする前に!!