今回は私がおすすめする釣りのレイヤリングについてご紹介したいと思います。
また、さらに今回ご紹介するのは通常の防寒といったものではなく、渓流釣りやヒラスズキ、鮎釣りといった水にしっかりと濡れるようなアクティビティ全般におすすめしたいレイヤリングになります。
私は寒がりの暑がりというわがままボディの持ち主です。
快適に釣りに集中するためには人一倍服装に気を使って、いろいろ試しましたので現段階でのおすすめをご紹介したいと思います。
１，どんな環境を想定するの？
これらの釣りは山を越え、丘を越え、スリットといわれる潮だまりを浸かりながら進んだり、渓流を遡行する際に時に泳いだり。
と思えばじっと立ち止まって集中したり。
寒暖差が非常に激しい状況に置かれることが想定できます。
その中でいかに寒さ暑さを感じず、釣りに集中することが出来るか。体温調節を行い続けること。
これが非常に大切になってきます。
２，レイヤリングとは？
ベース、ミドル、アウターの3種類のウェアを重ねて着ることをレイヤリングといいます。
これらの3種類のウェアにはそれぞれ役目があり、それらが最大限の効果を発揮することで快適な体温調節を可能にすることが出来ます。
１、ベースレイヤー
汗や水分を肌から離し、速乾させることで体温の低下やべたべたじめじめした不快感を軽減します。
２、ミドルレイヤー
ベースとアウターの間に入る衣類で保温を主目的としたレイヤーです。
３、アウターレイヤー
雨風から体温を奪われるのを防ぎ、内部の湿気を外に吐き出す透湿の役割も果たします。
今回は上記の中でも特にベースレイヤーに特化してご紹介したいと思います。
２，求める性能
このような常に水で濡れていることが当たり前の状況で風速10mといった状況は非常につらいものがあります。寒がりで暑がりな私ならなおさらです。そこで、レイヤリングに求めるのは極力寒さを感じず、かつ肌をドライな状況にしてくれる。そんな性能を求めたいところです。
３，おすすめベースレイヤー
個人的にはこのジャンルの釣りにはこれが一番大事だと感じていますし、一番釣り人にはなかなか活用されていないように感じます。これは効果が不明にもかかわらずとっつきにくい価格帯にあるのかなと個人的には思っています。
いろいろ試してみましたが現在個人的に最強なのはこのファイントレックさんのドライレイヤーのシリーズです。
①タイツ
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まずはこちら基本的にウェットスーツを着用している人は多いですが、大切なのはウエットの中、ドライレイヤーを入れていると中に入っている水が直接肌に触れず、体感できる温かさが違います。
②インナー
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こちらもウエットスーツやタッパー等のネオプレン素材のインナーとして使用します。
お値段は結構張りますが、一度体感してしまうと手放せないインナーとなります。
③ソックス
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保温は末端まで重要です。特に一番濡れている状態となる、足先についてはこのソックスは外すことはできません！絶対におすすめします。
これで足先が凍えて感覚がなくなることもありません。
また、ウェットスーツを着用する前にベースレイヤーの上にスポーツタイツ（無印のものでOK）を着用することをお勧めします。これはウェットスーツ着用の際、ベースレイヤーがこすれて摩耗したり、捲れあがったりということが起きにくく、かつスムーズに脱ぎ着できるのでお勧めします！
ちなみに上着もワークマンで買ったピッタリサイズのウェアを着用することで後のウェットスーツの滑りがまし、非常に楽に着れます。
４，効果
正直私自身もあんまり信用してなかったのですが、初めて着用した時の効果は抜群でした！
見た目うっすいメッシュ地のウェアなのでこんなもので保温が出来るようなイメージは全くなかったのですが、来てみるとよい意味で期待を裏切られます。特に効果を感じるのは水にバシャンと入った後に北風にさらされるような状況の時です。
そんな時でも水にぬれている感触が本当にないんです！！
なので、体感的に寒さが非常に軽減され釣りに集中することが出来ました！
また、思いのほか長期的にも利用できますし、遠征などでも夜洗濯後、適当に吊るしておけば翌日も快適に釣りができるので非常に良い買い物だと感じています！
皆様もぜひ試してみてくださいね～
